Press Release May 26, 2025


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ニッポン・コネクション映画祭、第25回開催へ

日本の映画・文化・食が集結する6日間

2025年5月27日(火)、第25回ニッポン・コネクション映画祭がドイツのフランクフルトにて開幕します。本映画祭は、世界最大級の日本映画祭として知られ、6日間にわたり、100本を超える最新の長編・短編映画と、約70のコンサート、ワークショップ、講演、展示など、多彩なプログラムを展開します。すでに10,000枚以上のチケットが前売りで販売されており、多くのイベントが完売。さらに、約200名の映画制作者やアーティストが来場予定で、今年も記録的な盛り上がりが期待されます。全プログラムおよびチケットの詳細は、公式ウェブサイトNipponConnection.com にてご確認いただけます。

「2000年に学生プロジェクトとして始まった当映画祭は、25年を経て、日本映画と文化をめぐる国際的にも重要な交流の場へと発展しました。この記念すべき年を、日本映画の多様性、創造性、そして今日性を力強く反映したプログラムで祝いたいと思います。」 - マリオン・クロムファス (映画祭ディレクター)

映画祭は5月27日19時、Künstler*innenhaus Mousonturmにて、前田哲監督の作品九十歳。何がめでたい』で開幕します。NAXOS Kinoでは19時30分より、湊寛監督による無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語が上映され、こちらも映画祭のスタートを飾ります。19時30分からはオープニングナイトとして、日本舞踊のパフォーマンス、餅つき、Mousonturm中庭での相撲体験、そしてDJ neelieによる1980年代の懐かしいビートが楽しめる催しが予定されています。

5月28日(水)18時より、Kino des DFFにて無声映画の特別上映が行われます。溝口健二監督の『瀧の白糸』が、世界的に著名な弁士・片岡一郎氏の語りと、Günter A. Buchwald氏のピアノ生演奏により上映されます。5月30日(金)14時30分からは、NAXOS Kinoにてベテラン監督・足立正生による『逃走』が上映されます。本作は、日本で長年にわたり指名手配されたテロリスト、桐島聡の実話を描いた作品です。同日17時からは、谷口慈彦監督による感動的なインディペンデント・ドラマ『嬉々な生活』が、日本国外プレミア作品としてNAXOS Kinoで上映されます。また同日21時15分より、Cinéma Arthouse Kinoにて、百瀬義行監督によるアニメーション作品『屋根裏のラジャー』が上映されます。本作は、子どもの想像力へのオマージュとして制作されました。上映には、今年のニッポン・ライジングスター賞の受賞者であり、本作の幻想的な映像世界を美術監督として築き上げた林孝輔氏が出席します。このアニメーション作品は、6月1日(日)19時45分より、Künstler*innenhaus Mousonturmにて授賞式後にも再上映されます。5月31日(土)22時からは、NAXOS Kinoにて、ジャヌス・ヴィクトリア監督によるデビュー作『Diamonds In The Sand』がドイツ初上映されます。本作は、運命に翻弄されるサラリーマンがマニラで幸せを追い求める物語です。

前売開始直後から多くの映画上映およびイベントが完売となったため、いくつかの作品について追加上映が決定しています。八木順一朗監督による『怪獣ヤロウ!』は5月30日15時よりMal Seh’n Kinoにて、井上森人監督の痛快B級作品『温泉シャーク』は5月31日14時よりMal Seh’n Kinoにて追加上映されます。ニック・ドーワイヤーとツ・ニーアル監督によるドキュメンタリー『百年の音色は、5月31日13時00分よりKino des DFFにて、また金子雅和監督の『光る川』は6月1日12時30分よりKino des DFFにて追加上映されます。さらに、伊藤詩織監督による感動的なドキュメンタリー『Black Box Diaries』も、5月29日15時30分よりKino des DFFにて追加上映されます。

映画祭ならではの特別な雰囲気を創り出しているのは、映画祭のメイン会場であるKünstler*innenhaus MousonturmProduktionshaus NAXOSです。入場無料のフェスティバルエリアでは、45を超える日本の屋台がラーメン、寿司、日本のアイスクリームなどの美味しい料理を提供します。また、工芸品、書籍、映画、レコードのサウンドトラックなど、幅広いアイテムが揃えられており、じっくりと楽しむことができます。

全プログラムとチケットの詳細は、映画祭公式ウェブサイト NipponConnection.com にてご確認いただけます。

 

映画祭について

日本映画祭「ニッポン・コネクション」は、NPO法人 Nippon Connection e.V.によって運営されており、約100名のボランティアを中心としたチームによって組織されています。また、ヘッセン州科学研究芸術文化大臣のティモン・グレメルス氏、フランクフルト市長のマイク・ヨーゼフ氏、および在フランクフルト日本国総領事館の後援を受け、開催されています。2000年の映画祭発足以後、日本映画における世界最大のプラットフォームへと発展し、2024年には約19,000人の来場者を記録し、ヘッセン州で最も観客動員数の多い映画祭となりました。オンライン・プラットフォームbetterplace.orgでは映画祭支援のキャンペーンが実施されています。

映画祭の歴史については、NipponConnection.com/jp/historyをご覧ください。

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